最強ママ土屋南(つちや・みなみ)!夫・佐藤翼との結婚と二児出産を経て覚醒する“ツヨカワ”の真髄
「ツヨカワ」の代名詞として絶大な人気を誇り、二度の出産を経てなお水面で圧倒的な存在感を放つ土屋南(つちや・みなみ)選手。華やかなルックスだけでなく、復帰直後に驚異の勝率をマークするその勝負強さに、多くのファンが魅了されています。この記事では、ハンドボールの強豪校主将からレーサーへ転身した経歴や、代名詞である「まくり」の秘密、そして夫・佐藤翼選手との理想的な結婚生活について深掘りします。特に、幼少期に父から受けた「徹底した刷り込み」エピソードや、家では洗濯物を畳まないという意外な「ポンコツ」な素顔は必見です!母となり、さらに強さを増した土屋南選手のドラマチックな航跡を余すところなくお届けします。
土屋南選手のプロフィール
| 名前 | 土屋南(つちや・みなみ) |
|---|---|
| 登録番号 | 4964 |
| 級別 | B2 |
| 期 | 119期 |
| 支部 | 岡山支部 |
| 出身 | 岡山県 |
| 誕生日 | 1997年1月26日(29歳)みずがめ座 |
| 身長 | 162cm |
| 体重 | 47kg |
| 血液型 | A 型 |
土屋南選手の優勝歴・一覧
| 日付/場 | グレード/開催時間帯/タイトル | ||
|---|---|---|---|
| 2022/2/21 浜名湖 |
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第21戦 マンスリーBOAT RACE杯 | |
| 2022/1/16 児島 |
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ヴィーナスシリーズ第18戦第11回クラリスカップ | |
| 2020/7/25 住之江 |
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ヴィーナスシリーズ 第31回アクアクイーンカップ | |
「ツヨカワ」土屋南がボートレーサーに至った原点
土屋南選手は、単なる「アイドルレーサー」の枠には収まらない、強靭なメンタルと卓越した技術を併せ持つトップアスリートです。
結婚・出産という大きなライフイベントを経てもなお第一線で戦い続ける姿は、多くのファンに勇気を与えています。しかし、その強さの裏側には、幼少期から続く葛藤と、何度も壁を乗り越えてきた努力の歴史がありました。彼女が水上のヒロインと呼ばれるまでに至った原点をたどります。
ハンドボール主将からボートレーサーへ
土屋南の原点は、意外にも「ボートレーサーになりたくなかった」という少女時代の葛藤から始まります。
土屋選手の父は元ジェットスキー選手で、ボートレースのファンだったため、娘が物心つく前から「ボートレーサーになってほしい」と願っていました。保育園の卒園文集に「夢はボートレーサー」と書かせたほど、父の英才教育(という名の刷り込み)は徹底していました。
高校時代はハンドボールの強豪・玉野光南高校でキャプテンを務め、インターハイに3年連続出場、国体中国ブロック大会準優勝という輝かしい実績を残します。一方で、「とにかくしんどかった」という記憶が強く残るほど自分を追い込む毎日でもあり、当時は「もうスポーツはいい」と感じていたといいます。
そんな土屋選手の前に差し出されたのが、父から突然渡されたボートレーサー養成所の願書でした。土屋選手は泣きながら断ったものの、尊敬する父の想い、そして他に明確な進路が見えていなかったこともあり、最終的に受験を決意します。受験を前にレース場に足を運んで試合を観戦し、「あっ、格好いい!」と思ったことも大きく影響を与え、彼女は自らの意志でプロへの道を志すことになります。
二児の母となり強さ倍増!復帰後の驚異的な勝率
特筆すべきは、産休明けの強さです。第一子出産後初の復帰戦、2021年11月のボートレース津でのヴィーナスシリーズではいきなり優出、その2節後には優勝を飾るなど、ブランクを感じさせない走りでファンを驚愕させました。
また、第二子出産(2025年4月)を経て、2025年10月のボートレース戸田一般戦で復帰した際も、2日目5Rで2コースからのまくりで産休明け初勝利を飾りました。
天性の動体視力と「まくり」戦法
土屋南選手の強さは、学生時代に培った身体能力、産後も徹底して続けてきたトレーニング、そして経験から身につけたレース判断力が高次元で融合しています。特にセンターから一気に攻め切るスタイルは、観る者の心を掴んで離さない最大の武器です。
- 天性の動体視力:ハンドボール時代に培った能力で、時速80kmの世界でも瞬時の判断を可能にしています。
- 豪快な「まくり」戦法:3・4コースからのセンター戦を得意とし、全速で攻めるスタイルは「攻撃的」かつ「華」があります。
- ストイックな自己管理:産後3ヶ月でボートに乗った際は骨盤の痛みに襲われましたが、そこから体幹トレーニングやランニングを重ね、肉体を作り直しました。
夫は佐藤翼選手!馴れ初めは師匠とのゴルフ
土屋南のドラマを語る上で欠かせないのが、師匠である村岡賢人選手と、夫である佐藤翼選手の存在です。2020年に佐藤選手と結婚し、2021年5月に第一子となる男児を出産している土屋南選手。2025年4月には第二子となる女児を出産。「産まれてきてくれて本当にありがとう」とSNSで報告し、家族写真も公開。母としての喜びが、さらにレースへの原動力となっています。
師匠が繋いだ「縁」と夫婦の絆
師匠の村岡賢人選手は、佐藤翼選手の同期(105期)です。ある時、村岡選手を含めた3人でゴルフに行くことになり、それが佐藤選手との馴れ初めとなりました。
当初、土屋選手は佐藤選手に対し「怖そうな先輩」という印象を抱いていましたが、一方の佐藤選手は、土屋選手に対し「いい子だな」という好印象を持ったといいます。佐藤選手は、土屋選手のボートに向き合うひたむきな姿勢に強く惹かれたと語っており、そこから佐藤選手の猛アプローチが実を結び、二人の交際がスタートしました。
2020年に結婚し、現在は二児の親となった二人ですが、その関係性は非常に現代的でリスペクトに溢れています。
- 家事の分担:佐藤選手は家事を積極的に行い、土屋選手が疲れているときは何も言わずに洗濯をしてくれるなど、献身的にサポートしています。
- 微笑ましい「ポンコツ」エピソード:レース場ではキリッとしている土屋選手ですが、プライベートでは「洗濯物を畳まない」といった一面があり、佐藤選手に「意外とポンコツ」といじられています。
妹・土屋蘭選手のデビューと「華の119期」の絆
8歳下の妹・土屋蘭選手も2023年にデビューし、姉妹レーサーとなりました。蘭選手はもともと英語を使う仕事に就きたいと考え、ニュージーランドへ留学していましたが、男性に混じって水上で戦う姉の姿を見て「自分もレーサーになりたい」と、留学を切り上げて養成所受験のために帰国するという大きな決断を下します。
南選手は蘭選手に対し「いつか一緒に優勝戦に乗りたい、クイーンズクライマックスで会えたら最高」と、ライバルとして、そして姉として大きな期待を寄せています。
「華の119期」と呼ばれる最強世代
土屋南は、西橋奈未選手や實森美祐選手など実力派が揃う華の119期の一員です。デビュー当初から注目度の高かった世代で、現在も女子ボートレース界を牽引する存在として活躍しています。
養成所時代は、厳しい訓練の中で罰を受けることもありながら、苦楽を共にしてきた同期の絆は特別なもの。なかでも西橋奈未選手とは姉妹のような関係で、プライベートでは土屋選手が甘える一面もあるといいます。
ライバルであり、戦友でもある119期の存在は、土屋南にとって大きな刺激であり支えです。同期が活躍すれば自分も奮い立つ、その切磋琢磨こそが彼女をさらなる高みへと押し上げています。
まとめ:クイーンズクライマックスを目指して
2025年10月、夫・佐藤翼選手の地元であるボートレース戸田で、土屋南は二度目の産休から復帰を果たしました。
「好きだから、やめる選択肢はなかった」
そう語る彼女が見据えるのは、年末の「クイーンズクライマックス」への出場、そして優勝です。母となり、守るべきものが増えた土屋南。その走りは、以前にも増して力強く、そして美しく水面を彩ることでしょう。
