倉持莉々(くらもち・りり)、ガンの闘病からSG優出へ!夫・金子拓矢と歩むママさんレーサーの不屈のドラマ

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水球日本代表からボート界へ転身し、ガンの闘病という絶望を乗り越えてSGファイナリストまで上り詰めた倉持莉々(くらもち・りり)選手。その美貌と力強い走りのギャップ、そして困難に立ち向かう不屈の精神に、多くのファンが勇気づけられています。この記事では、倉持選手の壮絶な経歴から、強さの源泉である緻密な調整力、さらに師匠・飯山泰選手との深い絆について深掘りします。特に、夫である金子拓矢選手との結婚秘話や、愛息子「ワクくん」を育てる等身大のママとしての顔、さらには義理の姉妹となった出口舞有子選手との意外な家族関係は必見です!どん底から輝きを取り戻した彼女の、さらなる飛躍の物語を余すところなくお届けします。

倉持莉々選手のプロフィール

名前倉持莉々(くらもち・りり)
登録番号4825
級別A1
114期
支部東京支部
出身茨城県
誕生日 1993年10月1日(32歳)てんびん座
身長167cm
体重49kg
血液型O 型

倉持莉々選手の優勝歴・一覧

日付/場 グレード/開催時間帯/タイトル
2026/3/25
多摩川
一般 男女W優勝戦第2回ファイティングボートガイド杯
2025/10/9
戸田
G3 AL・RB大宮アルディージャWOMENカップ
2023/1/15
常滑
一般 名古屋グランパスカップ〜男女W優勝シリーズ〜
2022/8/22
福岡
一般 ヴィーナスシリーズ第9戦・マクール杯
2022/1/19
徳山
一般 マンスリーBOATRACE杯争奪男女W優勝戦

水球日本代表からボートレーサーへ:ガンとの闘病を超えて

笑顔が爽やかな倉持莉々選手

倉持莉々選手の歩みは、まさに「不屈」という言葉を具現化したようなドラマに満ちています。

水球ポセイドンジャパンからボート界へ

水球をする倉持選手
水球をする倉持選手

幼少期から運動神経に恵まれた彼女は、兄の影響で小学5年生から水球を始め、中学時代には早くも全国制覇を成し遂げました。

高校は男子水球部の強豪・秀明英光高校にスポーツ推薦で入学したものの、女子水球部がなかったため、自ら仲間を集めて女子水球部を創設。17歳で水球女子日本代表(ポセイドンジャパン)に選出され、ロンドン五輪予選の舞台に立つほどのトップアスリートでした。

しかし、倉持選手の心には常に、ボートレース好きの父に連れられて行った戸田競艇場で見た「まくり」の光景が焼き付いていました。オリンピックを目指す道もありましたが、倉持選手が選んだのはボートレーサーへの道でした。当時の顧問の先生にも「養成所に合格したら辞めます」と伝えていたそうで、当時の決断について「私にとっては、オリンピックよりボートレーサーでした。」と語っています。

17歳でのガン発覚と克服

その夢の入り口で、彼女を最大の試練が襲います。養成所への入所をわずか1週間後に控えた17歳の時、悪性リンパ腫の一種で、血液のガンである「ホジキンリンパ腫」が発覚したのです。すでに肺や股関節にまで転移しており、即座の治療が必要な状況でした。

111期としての入学を断念し、1年間にわたる壮絶な闘病生活を余儀なくされましたが、彼女は「ボートレーサーになって走る姿を見せることが恩返しになる」と、再び前を向きました。病を克服し、1年半遅れて114期として夢の門を叩いたのです。

倉持莉々の「強さ」:SG優出を果たしたトップレーサーの実力

真剣な眼差しの倉持選手

倉持選手の強さは、アスリートとして培われた卓越した身体能力と、冷静な自己分析に基づいています。

  • 驚異的なスタート力:A1級時代には平均ST0.12というトップクラスの数値を記録しており、SGの大舞台でもその精度は揺るぎません。
  • 自在な攻めと旋回技術:1コースの逃げはもちろん、3・4コースからの差しやまくりも得意とし、モーターの性能を引き出すハンドル捌きに定評があります。
  • 徹底した調整への自信:夏場のプロペラ調整を得意としており、近年は「自分なりの形」を見つけたことで、大きなミスをしない安定感を手に入れました。

女子史上5人目のSGファイナリスト

  • 初優勝:2022年1月 徳山男女W優勝戦
  • SG優出記録:2023年5月 芦屋・ボートレースオールスター(3着)。女子レーサー史上5人目のSGファイナリストという快挙を成し遂げました。
  • 直近の活躍:産休復帰後、半年足らずで3回の優出を達成しています。

夫は金子拓矢!結婚・出産と家族の絆

金子拓矢選手との結婚を発表した倉持選手

2023年10月1日、自身の30歳の誕生日に倉持選手は大きな幸せを発表しました。群馬支部の実力派レーサー、金子拓矢選手との結婚と、新しい命を授かったという報告です。旦那様となった金子選手とは誕生日が1日違い(10月2日)という運命的な共通点もあり、ファンからは祝福の声が溢れました。

母として、ママさんレーサーとして

倉持選手と愛息子・ワクくん
倉持選手と愛息子・ワクくん

現在は母となり、息子の「羽玖(ワク)」くんを育てるママさんレーサーとして復帰を果たしています。

産休前までは「子供が欲しい」と強く思っていたわけではありませんでしたが、実際に授かったことで「この子のために怪我をしたくない、無事故で帰ろう」という気持ちがより一層強くなったと語っています。

一方で、一度ヘルメットを被れば「仕事のスイッチが入る」というプロフェッショナルな姿勢は変わっておらず、育児とレースを両立させるために家族で協力し合う日々を送っています。

兄の妻は出口舞有子選手!意外な親戚関係

倉持選手と出口舞有子選手
倉持選手と出口舞有子選手

また、家族もまたボートレースという縁で深く結ばれています。倉持選手の兄は、愛知支部のボートレーサーである出口舞有子選手と結婚しました。

倉持選手と出口選手はもともと非常に仲が良く、それがきっかけで倉持選手のお兄さんと知り合ったそうです。今では「義理の姉妹」として切磋琢磨し、お互いの家を行き来するほどの深い絆で結ばれています。

師匠・飯山泰との師弟愛

師匠・飯山泰選手と倉持選手

倉持選手にとって、師匠である飯山泰選手は、技術面だけでなく精神的な支柱でもあります。

倉持選手は師匠を「話すと絶対にポジティブになれる最高の存在」と慕い、師匠がレース後に一人でプロペラを叩くストイックな姿を見て、弟子入りを決意したというエピソードもあります。

飯山選手もまた、弟子の倉持選手の活躍を自分のことのように喜び、怪我なく走ることを常に願っています。

まとめ:SG制覇へ、不屈の睡蓮

倉持選手は、その華やかなルックスと、それを裏切る力強いレーススタイルで絶大な人気を誇ります。「レディースオールスター」には第1回から連続して出場し続けていることが、その支持の厚さを物語っています。

大病を乗り越え、トップレーサーとして、そして母として成長を続ける倉持莉々。彼女が目指す次なる頂は、師匠もまだ手にしていないSG制覇、そして愛する家族に笑顔で報告できる最高のレースです。

水面で戦う彼女の姿は、まるで荒波を越えてさらに強く美しく咲き誇る、一輪の睡蓮のようです。